

「自社ローンで車を購入すると、GPSを取り付けられる」というウワサ、聞いたことはありませんか?
本記事では、GPS付き自社ローンの実態と、安全に利用できる業者選びのポイントを解説します。
最後には、自社ローンに不安がある方向けに、クルマテラスの「信用回復ローン」もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず、自社ローンと一般的なオートローン(信販会社ローン)の違いを押さえておきましょう。
自社ローンとは、中古車販売店が独自に提供する、分割払い契約です。
銀行や信販会社を通さず、購入者は販売店と直接分割払いの契約を結びます。
このため厳密には「ローン」ではなく販売店との売買契約になりますが、利息0%・手数料含みの月賦払いである点で、ローンのように利用できます。
一般的な銀行ローンやディーラーローンでは、申込者の信用情報を信用機関に照会して、厳しい審査を行い、金利も数%程度発生します。
一方で、自社ローンは信用情報を参照しない独自審査が特徴で、過去に金融事故(延滞・自己破産など)があってブラックリストに載っている人でも、審査に通りやすいのがメリットです。
また、金利は基本的に0%と謳われます。
ただし後述の通り、多くの場合は金利の代わりに、独自の手数料や保証料が上乗せされるため、実質的な支払総額は通常ローンより割高になる点に注意が必要です。
それでも、通常のローンでは難しい状況でも、車を購入できる可能性が高いため、多くの方が自社ローンという手段を利用しています。
一方、クルマテラスの「信用回復ローン」は、自社ローンと同様に、過去の信用情報に不安がある人でも利用しやすい点は共通しつつ、「信用情報の回復」をも目的とした、新しいタイプのオートローンです。
信用回復ローンでは、通常の自動車ローンと同じく実質年率の金利(目安として4〜15%程度)が設定され、毎月の支払いに利息を含みます。
その代わり、このローンを適切に返済し続ければ、信用情報に支払い実績が記録され、将来的にほかのローンを組める可能性を広げる効果が期待できます。
つまり、自社ローンが「車を買うための手段」であるのに対し、信用回復ローンは「車を買いつつ信用も取り戻すための手段」と言えるでしょう。
審査スピードや通過率は、自社ローン同様に早く高い水準ですが、信販会社系のローンに近い金融商品であるため原則保証人不要・頭金も不要で、手続きがオンライン完結しやすい点も特徴です。
クルマテラスではこの信用回復ローンを提供し、過去に信用情報でお困りの方の、クルマ購入をサポートしています。
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自社ローンを利用するときに、なぜ販売店が車にGPS端末を、取り付ける場合があるのでしょうか。
その背景には、自社ローン特有の返済リスク管理の方法があります。
通常のオートローンでは信販会社や銀行が債権者となり、購入者の信用に基づいて融資を行います。
しかし自社ローンでは販売店自身が貸し手となり、しかも信用情報に傷がある人にも積極的に貸し出すため、販売店にとって貸し倒れ(未回収)リスクが高いという側面があります。
そこで多くの自社ローン取扱店は、購入した車そのものを担保(保証)としています。
具体的には、ローン完済までは車両の所有権を販売店名義に留保したり(所有権留保)、契約時にスペアキーを預かったりする方法が取られます。
また一部の販売店では、車両にGPS追跡・遠隔停止装置を取り付けて、管理を強化するのです。
GPSを付ける最大の理由は、万が一、返済が滞った場合に、速やかに車両を確保するためです。
販売店から見れば、自社ローン利用者は収入が不安定だったり、過去に延滞歴があったりするため、多少なりともリスクがあります。
最悪、ローン途中で連絡が取れなくなり、車を持ち逃げされてしまうと大きな損失です。
そこでGPS装置によって常に、車の所在を把握し、いざとなれば遠隔でエンジンを停止して回収するという保険を掛けているのです。
特に保証人なしでローンを組ませる場合や、頭金ゼロで高額の車両を販売する場合など、販売店側のリスクが高い契約ではGPSを条件とするケースが多いようです。
もっとも、すべての自社ローンにGPSが付くわけではありません。
GPSを取り付けるかどうかの基準は販売店によってさまざまで、多くの場合、契約時に「GPS装置を取り付けます」という説明があり、同意した上で契約成立となります。
逆にいえば、契約時に何も説明されずにこっそり取り付けられていた…ということは本来あってはなりません。
もし事前説明もなく納車後にGPSの存在を知った場合、その販売店は都合の悪い事実を隠す体質といえ、後々トラブルに発展する可能性があります。
GPS装置の有無が気になる場合は、契約前に遠慮なく販売店へ確認しましょう。
GPS付き自社ローンと聞いて多くの方が心配するのが、「常に行動を監視されるのではないか」「延滞時には即エンジンを止められてしまうのか」という点でしょう。
ここではGPS装置の具体的な機能と、その運用方法について事実を確認します。
まずGPS端末自体についてです。
自社ローンで使われることがあるGPS端末として代表的なのは、Global Mobility Service社の「MCCS」というIoTデバイスです。
この装置は車両のバッテリーなどに接続され、車の位置情報をリアルタイムに取得できるほか、エンジンの遠隔起動制御(リモートでエンジンをかけられなくする)を行うことができます。
つまり販売店は、インターネット経由で、その車が今どこにあるかを確認でき、必要に応じてエンジンをロックして車両を動かせなくする措置を取れるのです。
さらに詳細な機能として、装置によっては過去の移動履歴の記録や、指定エリアからの逸脱検知など高度な管理も可能なものがあります。
しかし、普段から四六時中、利用者の行動を監視しているわけではありません。
GPS装置はあくまで「何かあった時のため」のものであり、販売店が直接的なアクション(エンジン停止等)を起こすのは支払いを延滞した場合だけです。
正常に契約どおり支払っている限り、車の走行に影響を与える操作が、行われることはありません。
また、「もし遠隔停止されたら、走行中でも急にエンストして事故になるのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
この点もご安心ください。
遠隔でエンジンを止める操作は安全に配慮されており、基本的に車両が停車中にしか実行されません。
運転の真っ最中に突然エンジンを切られるような、危険なことは起こらない仕組みです。
まずは電話や書面での督促・相談があり、それにも応じず何ヶ月も滞納が続いた最終手段として、エンジンをロックするという流れが一般的です。
販売店にとってもエンジン停止は、貸し倒れリスクを減らすための最後の手段であり、乱用はしないと考えて良いでしょう。
したがって、利用者の側も返済計画を立てて延滞しないよう注意するとともに、万が一、支払いが難しくなったときは早めに販売店に、相談することが大切です。
ではGPS装置が付いていることで、利用者にデメリットは全くないのかといえば、やはりプライバシー面の懸念は残ります。
位置情報データ自体は常時、取得可能なため、「見ようと思えばどこにいるか分かってしまう」のは事実です。
実際に、一部の自社ローン販売店では、将来の延滞時に備えてGPSでお客様の行動を監視し、必要に応じて追跡・遠隔エンジン停止できる体制を敷いているところがあります。
こうしたプライバシーへの抵抗感は、人によっては受け入れがたいでしょう。
また装置の設置費用や、維持管理費を利用者に負担させる業者もあるといわれており、GPS関連費用として総額30万円近くを請求されたという話もあります。
このような追加コストがかかれば「金利0%」のメリットも薄れてしまいます。
さらに、利用者が「こっそりGPSを外してしまえばいいのでは?」と考えるのもおすすめできません。
GPS端末は、車両の電装に組み込まれているため、素人が簡単に取り外せるものではなく、仮に無理に外せば、車両の不具合につながる恐れもあります。
また整備工場やディーラーに頼んでも、ローン支払い中である以上、勝手に取り外して良いか判断がつきませんし、そもそも契約上取り外しは認められていないはずです。
実際、Yahoo!知恵袋には「自社ローンで買った車のエンジンが、急にかからなくなったが、販売店と連絡が取れず困っている」という相談がありました。
質問者はちゃんと支払っていたにもかかわらず、販売店が倒産同然で逃げてしまい、遠隔停止装置だけが作動して車が動かせない状態に陥ったようです。
このように悪質な業者に当たると、利用者側がどうにもできず泣き寝入り…という最悪のケースも起こり得ます。
ここまでGPS装置の目的や仕組みを見てきましたが、実際に自社ローンを利用する際、どのような業者を選べば安心なのでしょうか。
ポイントは、販売店の透明性と、利用者への配慮にあります。
まず条件としては、GPS装置の有無について、契約前にきちんと説明してくれることが挙げられます。
GPSを付ける理由やその機能、どんな場合にエンジン停止するかなどを丁寧に説明し、利用者の理解と同意を得て契約する業者なら、信頼できるでしょう。
「GPS=悪いもの」と決めつけず、むしろ「保証人なしで全国対応できる代わりにGPSでリスク管理する」といったメリットとセットで提案している業者もあります。
実際、ある自社ローン専門店では、GPSを利用したプランを用意し、「連帯保証人が不要」「遠方のお客様にも対応可能」といった利用者側の利点を提供しています。
その代わりに販売店は、GPSで返済リスクに備えるというわけです。
このようにGPSの活用を前提にしたプランを公表し、利用者が自分で選択できるようにしている販売店は良心的といえます。
加えて、ローン完済後には当然、GPSを取り外してもらえるのが普通です。
取り付けっぱなしで監視され続けることはありませんので、その点も事前に確認すると安心でしょう。
また大手で実績のある中古車販売店も、比較的安心材料が多いです。
たとえば中古車大手ガリバーの自社ローン「じしゃロン」は、審査通過率90%以上と非常に通りやすい代わりにGPS装置の取り付けが必須条件となっています。
ガリバーでは契約時にこの点を明示しており、装置の取り付けに同意しないとローン契約できません。
つまり利用者も納得の上で、GPS付きローンを利用する形です。
ガリバーほどの大手であれば、延滞時の対応フロー(何度督促してからエンジン停止する等)も整備されているはずで、安全面・コンプライアンス面で、極端に理不尽な扱いを受ける可能性は低いでしょう。
最後に、「たとえ便利でも、GPSで見張られるのは嫌だ」というプライバシー最優先の方は、GPS装置の取り付けを一切、行っていないと明言する業者を選ぶ方法もあります。
例えば愛知県のある販売店では
「当店はGPS追跡装置やエンジン制御装置は、一切取り付けません。お客様のプライバシーを侵害するようなことはございません」
と公式に宣言している、自社ローンプランがあります。
その代わり保証人が必要になるかもしれませんが、絶対にGPSは付けたくないという方は、このような店舗を探してみると良いでしょう。
自社ローンについての不安や疑問が、少し解消されたでしょうか。
とはいえ「やっぱりGPSで車を止められるのは怖い…」という方も多いと思います。
そうした方にぜひ検討いただきたいのが、私たちクルマテラスの提供する、オンライン中古車購入サービスと「信用回復ローン」です。
クルマテラスの信用回復ローンは、信用情報に不安があっても利用しやすい、自動車ローンです。
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GPS装置の扱いについても、安心してご利用ください。
クルマテラスでは基本的に、保証人や頭金は不要ですが、その分お客様の状況によってはご契約時に車両へGPSを取り付けさせていただくケースもあります(※契約内容による)。
その際は事前にきちんとご説明し、お客様のご了承を得た上で進めます。
プライバシー保護にも十分配慮し、位置情報データの管理は厳重に行いますので、「無断で生活を監視されるのでは…」と心配な方も、どうかご安心ください。
万が一お支払いが難しくなった際も、いきなり車を止めるような対応はいたしません。
まずはお客様としっかりお話し合いをさせていただき、解決策を一緒に考えていきます。
もちろん、ローンを完済いただければGPS端末は取り外し、晴れてお車はお客様の完全な所有物となります。
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審査結果を見て、ローン条件やGPSの有無など、不安な点があればなんでもご相談ください。
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