ブラックリストとは? 仕組みをわかりやすく解説

「ブラックリスト」という言葉は一般的に広く使われますが、実際には「ブラックリスト」という名前のリストが存在するわけではありません。
正確には、信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)に登録された事故情報(異動情報)のことを指します。
事故情報として登録されるおもなケース

- ローン・クレジットカードの支払いを長期間(目安として61日以上、または3か月以上)延滞した
- 自己破産・任意整理・個人再生などの債務整理を行った
- 保証会社が代わりに返済した(代位弁済・保証履行)
- カード会社などから強制解約された
ローンやクレジットカードの審査で、不利に働きます。
クレジットカードの新規発行・住宅ローンなど、信用情報を使う場面に影響が出ることがあります。
ただし、この情報は永久に残るわけではなく、一定期間が経過すると削除されます。
ブラックリストは、いつ消える? 機関別の登録期間

事故情報の登録期間は、信用情報機関と情報の種類によって異なります。
各機関の公式サイトに記載されている期間は、次のとおりです。
| 信用情報機関 | 情報の種類 | 登録期間 |
|---|---|---|
| CIC (クレジット・信販会社など) | 延滞などを含むクレジット情報 | 契約期間中および契約終了後5年以内 |
| JICC (消費者金融など) | 延滞・債務整理・強制解約・破産申立など | 契約中および契約終了後5年以内(2019年10月以降の契約) |
| 全国銀行個人信用情報センター (銀行など) | 延滞・代位弁済などを含む取引情報 | 契約期間中および契約終了日(未完済の場合は完済日)から5年を超えない期間 |
| 全国銀行個人信用情報センター | 官報情報(破産手続開始決定など) | 破産手続開始決定等を受けた日から7年を超えない期間 |
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※2026年10月時点で各機関の公式サイトに掲載されている内容です。規定は変更される場合があるため、最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください。JICCの2019年9月以前の契約は、登録期間の扱いが異なります。
自分の信用情報を確認する方法

自分が本当に事故情報の登録されている状態かどうかは、各信用情報機関に開示請求することで確認できます。
CICは、インターネット開示が500円(マイナンバーカードによる本人確認が必要)、郵送開示が1,500円です。
JICCは、スマートフォンアプリから700円で開示できます。
全国銀行個人信用情報センターの手続きと手数料は、公式サイトでご確認ください。
※手数料は2026年10月時点の各公式サイトの記載です。
「なんとなく不安」という方も、まず実際のデータを確認してから動くことをおすすめします。
ローンの種類ごとの違い

事故情報が登録されている状態では、ローンの種類によって状況が大きく変わります。
それぞれの特徴を理解したうえで、選ぶことが大切です。
銀行のマイカーローンは、信用情報を確認したうえで審査を行います。
事故情報が登録されている間は、審査に通るのは難しい場合が多いと考えておきましょう。
ディーラーや中古車販売店で申し込むローンの多くは、販売店が提携する信販会社のオートローンです。
信用情報を確認したうえで審査が行われますが、審査でどこを重視するかは信販会社ごとに異なります。
提携している信販会社の数は販売店によって異なり、複数の信販会社と提携している販売店なら、状況に合う会社を選んで申し込める場合があります。
販売店が独自に提供する分割払いです。
信用情報機関への照会の有無や審査基準は販売店によって異なります。
手数料が上乗せされて総支払額が高くなる場合や、GPSの取り付け・短い支払い回数などの条件が付く場合があるため、契約内容を十分に確認する必要があります。
ローンの種類ごとの違いがわかったら、次は「自分の場合はどうなのか」です。
クルマテラスでは、今の収入やご希望の車を伺い、提携する複数の信販会社から審査先をご提案します。
まずは無料の仮審査で、今の状況でどんな選択肢があるかを確認してみてください。
※弊社は直接の融資・与信審査を行う事業者ではなく、提携する複数の信販会社へのお取次を行っております。
※所定の審査があり、審査結果によってはご希望に添えない場合がございます。
信販会社のオートローンと自社ローンの違い

「信販会社のオートローン」と「自社ローン」は、どちらも審査に不安がある方の選択肢として紹介されることがありますが、仕組みが異なります。
| 項目 | 信販会社のオートローン | 自社ローン |
|---|---|---|
| 契約の相手 | 信販会社 | 販売店 |
| 審査する会社 | 信販会社(基準は会社ごとに異なる) | 販売店(独自の基準) |
| 信用情報への登録 | 登録される | 一般的に登録されない |
| 選べる車 | 販売店による | その店の在庫が中心になりやすい |
| 注意点 | 金利は審査先や条件により異なる | 手数料・GPS・支払い回数などの条件を確認 |
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※一般的な傾向です。条件は会社・販売店によって異なります。
「信用回復ローン」と呼ばれるローンについては、信用回復ローンとは?仕組みと自社ローンとの違い・注意点を解説で、仕組みや利用前に確認したいポイントを中立的に解説しています。
申し込む前に見直したい、5つのポイント

ここでは、申し込む前に自分で見直せるポイントを紹介します。
いずれも審査の通過を保証するものではありませんが、準備しておくことで、状況を正しく伝えやすくなります。
- まず信用情報を開示して現状を把握するCIC・JICCなどに開示請求して、実際にどの情報が登録されているかを確認します。推測で動くより確実です。
- 現在進行中の延滞・未払いを解消する今も延滞が続いている場合は、まずそれを解消することを優先しましょう。携帯電話の本体代の分割払いも、信用情報に登録されます。
- ほかの借入残高を減らす消費者金融・クレジットカードのリボ払いなど、ほかの借入残高が多いと、返済の負担が大きいと見られることがあります。
- 頭金を用意して借入額を減らす頭金を入れることで借入額が減り、月々の返済負担も軽くなります。
- 申し込み先と順番を見極める提携している信販会社の数は販売店によって異なります。複数の信販会社と提携している販売店なら、状況に合う会社を選んで申し込める場合があります。
申し込み先と順番を相談したい方は、まず仮審査で確認してみてください。
仮審査は結果を確認するだけでも問題ありません。
しつこい営業はいたしませんので、結果を見てからゆっくりご検討ください。
※弊社は直接の融資・与信審査を行う事業者ではなく、提携する複数の信販会社へのお取次を行っております。
※所定の審査があり、審査結果によってはご希望に添えない場合がございます。
やってはいけない、3つのNG行動

信用情報に不安がある状態でローンを探す際、やってしまいがちな行動がいくつかあります。
これらを避けることで、状況を悪化させずに済みます。
NG① 短期間に、複数社へ申し込む

ローンの申込情報は、信用情報機関に一定期間登録されます(CIC・JICCは6か月以内、全国銀行個人信用情報センターは照会日から1年以内)。
短期間に複数の申し込みがあると、審査で考慮される可能性があります(判断の基準は会社によって異なります)。
申し込み先と順番を見極めて、慎重に進めましょう。
NG② 虚偽の申告をする

「審査に通りたい」という気持ちから、年収・勤務先・住所などを偽って申告するのはやめましょう。
虚偽の申告が発覚した場合、審査で否決されるだけでなく、法的な責任を問われるおそれもあります。
NG③ 「審査が甘い」「どなたでも」を強調する業者を安易に選ぶ

審査の通過を約束するような宣伝文句を強調する業者には注意が必要です。
ローンには所定の審査があり、通過を約束することはできません。
法外な手数料・不当な契約条件・強引な営業を行う業者もいるため、契約前に会社の実態・金利・条件を確認しましょう。




