「リセールバリュー」とは、購入した車を将来売却するときに残っている価値のことです。
日本語では「再販価値」とも呼ばれ、新車価格に対して買取価格が何%残っているかを示す「残価率」で表されます。
| 経過年数 | 平均的な残価率の目安 | リセールのいい車の場合 |
|---|---|---|
| 1年後 | 約60〜70% | 80〜100%以上も |
| 3年後(初回車検) | 約50〜60% | 70〜90%台を維持 |
| 5年後 | 約40〜50% | 60〜80%台を維持 |
| 10年後 | 約10〜30% | 人気車種は40%以上も |
※本記事の残価率は、複数の中古車買取・査定サービスが公表している残価率データおよび中古車流通相場(2026年6月時点)をもとに、編集部が整理した目安です。実際の売却価格は年式・走行距離・グレード・ボディカラー・車両状態・市場タイミングによって数十万円単位で変動するため、順位や数値は「傾向をつかむための参考情報」としてご覧ください。
リセールランキングを見るときは、以下の3点を押さえておくと判断を誤りにくくなります。
2026年の中古車市場の傾向をもとに、特にリセールバリューが高いとされる車を、国産車・軽自動車・SUV・ミニバンのカテゴリ別に紹介します。
| 順位 | 車種 | 3年残価率目安 | 高リセールの理由 |
|---|---|---|---|
| 1 | トヨタ ランドクルーザー(300系) | 100%超 | 新車納期が長く慢性的な供給不足。海外輸出需要が極めて高い |
| 2 | トヨタ アルファード(40系) | 80〜95% | 国内外でのラグジュアリーミニバン需要が高水準。海外市場でも人気 |
| 3 | トヨタ クラウン(クロスオーバー) | 90〜100%超 | モデルチェンジ後の希少性とブランド力が高い残価率を支える |
| 4 | スズキ ジムニー(JB64) | 80〜95% | 新車納期の長さと唯一無二のオフロード性能で中古市場でも常に品薄 |
| 5 | レクサス LBX / NX | 75〜90% | 2026年はレクサスの存在感が急上昇。高い信頼性とブランド力が評価 |
※残価率は2026年6月時点の中古車市場データをもとにした目安です。車両の状態・走行距離・グレードにより大きく変動します。価格を保証するものではありません。
特筆すべきはトヨタ車の圧倒的な強さです。
信頼性の高さと海外輸出需要が重なるモデルは、購入価格以上の価値で取引されるケースも珍しくありません。

維持費の安さから、中古市場での需要が年々高まっている軽自動車。
その中でも特に、リセールバリューが高いモデルを紹介します。
| 順位 | 車種 | 3年残価率目安 | 高リセールの理由 |
|---|---|---|---|
| 1 | スズキ ジムニー(JB64・軽) | 85〜100% | 軽自動車ながら本格オフロード性能。世界的な人気で常に品薄状態 |
| 2 | ホンダ N-BOX | 70〜80% | 国内新車販売No.1クラスの圧倒的知名度。需要の底堅さが残価率を支える |
| 3 | スズキ ハスラー | 65〜75% | 軽SUVというカテゴリの先駆け。個性的なデザインが幅広い層に支持される |
| 4 | ダイハツ タント | 60〜70% | ファミリー需要が安定。両側スライドドアの利便性が中古市場でも評価される |
| 5 | ホンダ N-ONE(RS) | 65〜75% | MTモデルの希少性とスポーツ性能が評価され、ファン層の買い支えが続く |
※残価率は2026年6月時点の目安です。状態・走行距離により変動します。
軽自動車の中で別格の存在がジムニーです。
新車の待ちが長く、中古市場でも品薄が続いているため、年式が古くても高値がつきやすい珍しいモデルです。
世界的なSUVブームを背景に、SUVカテゴリは全体的にリセールバリューが高い傾向があります。
その中でも特に、残価率が安定しているモデルを紹介します。
| 順位 | 車種 | 特徴 | 残価率目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | トヨタ ランドクルーザー | 世界最高峰の悪路走破性と圧倒的な海外需要 | 100%超 |
| 2 | トヨタ RAV4 | HV・4WDの組み合わせが特に需要が高い。海外輸出でも強い | 75〜85% |
| 3 | トヨタ ハリアー | スタイリッシュなデザインと高級感が国内外で評価。安定した人気 | 70〜80% |
| 4 | トヨタ カローラクロス | 2021年以降の新型は中古市場での流通量が少なく高残価が続く | 72〜82% |
| 5 | ホンダ ヴェゼル | コンパクトSUVの定番。ハイブリッドの燃費と実用性で中古需要が安定 | 70〜80% |
※残価率は2026年6月時点の目安です。状態・走行距離により変動します。
気になる車種があれば、グレード・カラー別に残価率を掘り下げた車種別の解説記事もあわせてご覧ください。

ファミリー層に根強い人気を誇るミニバンカテゴリ。
特にトヨタ車の強さが際立ちます。
| 順位 | 車種 | 特徴 | 残価率目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | トヨタ アルファード / ヴェルファイア | ラグジュアリーミニバンの最高峰。海外でもVIP需要が高く別格の残価率 | 80〜95% |
| 2 | トヨタ ノア / ヴォクシー | ファミリー層からの安定した需要。新型の人気が続き残価率が堅調 | 70〜80% |
| 3 | ホンダ ステップワゴン | 室内の広さと使い勝手の良さが評価。根強いファン層が価格を支える | 60〜70% |
※残価率は2026年6月時点の目安です。グレード・状態・走行距離により変動します。
残価率の数字を見て「70%と80%、そんなに変わらないのでは?」と感じた方もいるかもしれません。
ここが、多くのランキング記事が触れていない重要なポイントです。
車の本当のコストは「買った金額」ではなく、「買った金額」から「売れた金額」を引いた差額=実質負担額で決まります。
残価率で見ると10〜20ポイントの差でも、実質負担額に換算すると2倍以上の開きになることがあるのです。
※諸費用・維持費・ローン利用時の支払総額は含まない簡易計算です。実際の売却額は車両状態・市場動向により変動します。
つまり、「本体価格が少し高くてもリセールのいい車」のほうが、トータルでは安く乗れる逆転現象が起こり得るということです。
車を「価格」ではなく「実質負担額」で選ぶ視点を持つと、候補の見え方が大きく変わります。
実は、この「将来の売却額を差し引いて考える」発想を商品化したのが、残価設定ローン(残クレ)です。
残クレはあらかじめ数年後の残価を設定し、その分を差し引いた金額を分割で支払う仕組みのため、リセールのいい車ほど残価が高く設定され、月々の支払いを抑えやすくなります。
残クレの仕組みやメリット・デメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。
ここまでの残価率の話は、主に「新車で買って数年後に売る」ケースを想定したものでした。
しかし実際には、中古で買って、数年乗ってまた売るという方も多いはずです。
この場合に重要なのが、私たちが「二次リセール」と呼んでいる考え方です。
中古で買った車を将来売却するときにどれだけ価値が残るかは、「何年落ちの個体を買うか」で大きく変わります。
車の価値は、毎年同じペースで下がるわけではありません。
一般的に、新車登録から3年目までが最も値落ちが急な「急落ゾーン」で、その後7年目あたりまでは下落が緩やかになる「安定ゾーン」に入る傾向があります。
| 購入する年式帯 | 値落ちの傾向 | 二次リセールの観点での特徴 |
|---|---|---|
| 新車〜1年落ち | 最も急落しやすい区間 | 最初の値落ちを自分が負担することになる。リセール上位車種以外は不利になりやすい |
| 3〜5年落ち | 急落が一巡し、下落が緩やかに | 狙い目 値落ちの緩い区間だけを乗れるため、売却時の目減りを抑えやすい |
| 7年落ち以降 | 価格は安いが、需要も細りやすい | 購入価格は抑えられる一方、売却時の値がつきにくくなる車種が増える。乗りつぶす前提なら合理的 |
※値落ちのカーブは車種・市場動向によって異なります。ジムニーやランドクルーザーのように、年式が古くても高値を維持する例外的な車種もあります。
つまり、「3〜5年落ちのリセールのいい車種」を選ぶことは、新車価格の急落分を前のオーナーに負担してもらい、自分は値落ちの緩やかな区間だけを乗る、という合理的な買い方になります。
これは新車前提のランキング記事ではあまり語られない、中古車ならではの賢い選択肢です。

ランキングに載っていない車種を検討するときにも使える、「リセールを見極める判断軸」を整理します。

リセールのいい車を選んだとしても、乗り方・管理方法を誤ると価値は大きく下がります。
日頃からできることを押さえておきましょう。
エンジンオイル・タイヤ・ブレーキパッドなどの定期交換はもちろん、整備記録(メンテナンスノート・車検証)を一式きれいな状態で保管しておくことが査定額アップに直結します。
記録があることで、整備済みの信頼性を証明できます。
小さなキズや凹みも放置せず、早めに修理しておくのが得策です。
また、禁煙・ペット非同乗の車はそうでない車と比較して査定額が高くなる傾向があります。
車の価値は「モデルチェンジ前」が最も高くなるケースが多いです。
新型の発売情報や市場動向をチェックしながら、価値が高いうちに売却・乗り換えを検討するタイミングも重要です。
後ほど紹介するお客様の事例のように、「修理費をかけて乗り続けるか、買い替えるか」の分かれ道で決断が遅れると、売却額がほとんど期待できなくなることもあります。
ディーラーの下取りは手軽な反面、査定額が低くなりやすいデメリットがあります。
複数の買取業者に査定を依頼して比較することで、同じ車でも数十万円単位で差が出ることがあります。
「リセールのいい車に乗り換えたい。でも、ローン審査が通るか不安……」という方のために、実際にクルマテラスで車を購入されたお客様の事例を紹介します。
※実際にクルマテラスをご利用いただいたお客様へのインタビューをもとに作成しています。
それまで乗っていた車は18〜19年落ちの中古車で、8年ほど乗り続けていました。オイル交換に行った際、整備士さんから「あちこちからオイル漏れしていて状態が悪い」「この年式で全部直して車検を通すのは正直もったいないかもしれない」と言われ、買い替えを決意しました。
ところが、娘夫婦の知り合いの車屋でも、義理の弟に紹介してもらった車屋でも、ローン審査が通りませんでした。理由もわからず、正直「本当に通るんだろうか」という不安を抱えたままクルマテラスさんに電話しました。
営業担当の方がすごく親身に話を聞いてくれて、何回もLINEや電話で連絡をくれて、こちらの気持ちを汲んで車を探してくれました。今回購入したのはずっと欲しかった車種で、先日遠方まで出かけたときもウキウキして運転していました。本当に感謝しかないです。
伊賀様のように、古い車に長く乗り続けた結果、修理費と車の価値のバランスが崩れてから慌てて買い替えるケースは少なくありません。
リセールと売却タイミングを意識した乗り換え計画は、審査への不安がある方にとっても、支払い計画を立てやすくする大切な考え方です。

ここまで読んで「リセールのいい車を選んで賢く乗り換えたい」と思った方の中には、「ただ、ローン審査が通るか不安…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
過去に金融事故があったり、審査に不安を抱えていても、信用回復ローンという選択肢があります。
クルマテラスは、審査が不安な方でも希望の車を手に入れられるよう、3つの強みを持っています。

クルマテラスが審査通過率の高さを実現できる理由は、提携する信販会社の数が、他社と比べて倍以上あるから。
多種多様な条件の信販会社をそろえることで、他社でローンが通らなかった方でも、審査に通れる可能性があります。

クルマテラスは在庫販売だけでなく、お客様の希望車種をヒアリングして、複数の提携先から仕入れる「注文販売」がメイン。
ハリアー・RAV4・アルファードなど、この記事で紹介したリセールのいい人気車種にも幅広く対応しています。
状態の悪い車を押し付けられる心配がありません。

全国対応・来店不要で、申し込みから審査・契約まで、基本的にWEBで完結できます。
車の品質情報(年式・走行距離・内外装の状態・傷や修復歴など)はスタッフが詳しく共有してくれ、実際の写真も送ってもらえるため、現地に行かなくてもリアルな状態を確認できます。
※本記事の残価率・相場情報は、複数の中古車買取・査定サービスが公表するデータおよび中古車流通相場(2026年6月時点)をもとにした目安です。車両状態・走行距離・地域・市場動向により大きく変動します。最新の情報は各買取業者・ディーラーにご確認ください。