「ディーラーローンって、銀行ローンより金利が高いの?」
「審査は通りやすい? それとも厳しい?」
「ディーラーで断られたら、どうすればいい?」
車を購入するとき、多くの人が最初に検討するのがディーラーローンです。
その場で申し込めて手続きが簡単な反面、金利の高さや審査基準について疑問を持つ方は、少なくありません。
この記事では、ディーラーローンの仕組み・金利相場・銀行ローンとの比較・審査落ちのおもな理由と対策まで、車のローン選びに必要な情報をすべて解説します。
また記事の最後では、車のローン審査に不安がある方に向けて、クルマテラスの「信用回復ローン」をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
ディーラーローンとは? 仕組みをわかりやすく解説
ディーラーローンとは、車を購入するディーラー(販売店)を通じて組む自動車ローンのことです。
正確には「ディーラーが提携する信販会社」がローンを提供しており、ディーラー自身が貸し付けるわけではありません。
ディーラーローンの仕組み
| 項目 | 内容 |
| 提供主体 | ディーラーが提携する信販会社(オリコ・ジャックス・アプラス等) |
| 申し込み方法 | ディーラーの店頭で一括申込(信販会社への直接申し込みは不要) |
| 審査主体 | 提携する信販会社が審査を行う |
| 返済先 | 信販会社(ディーラーではない) |
| 対象 | 新車・中古車どちらも利用可能 |
「ディーラーローン」という名前ですが、実際は信販会社のローンをディーラーが窓口となって提供している仕組みです。
そのため、審査はディーラーではなく、信販会社が行います。
オートローン・カーローンとの違いは?
「オートローン」「カーローン」「ディーラーローン」は、どれも車の購入に使うローンを指す言葉ですが、厳密には提供経路が異なります。
ディーラーローン:ディーラーを通じて信販会社が提供
マイカーローン(銀行系):銀行・信用金庫・労働金庫などが提供
オートローン・カーローン:上記を含む車購入用ローン全般の総称
ディーラーローンの金利相場と、銀行ローンとの比較
ディーラーローンを検討する際に、もっとも気になるのが金利です。
銀行系マイカーローンとの差は大きく、総支払額に影響します。
ディーラーローンの金利相場
ディーラーローンの金利は、提携する信販会社・ディーラー・メーカー系ローンによって異なりますが、一般的に年3〜8%程度が多く見られます。
メーカー系の特別金利キャンペーン(「金利0%」「金利1%」等)は条件や期間が限定されているものが多いため、内容を確認することが重要です。
ディーラーローンvs銀行マイカーローン 比較表
| 比較項目 |
ディーラーローン |
銀行マイカーローン |
| 金利の目安 |
年3〜8%程度(高め) |
年1〜3%程度(低め) |
| 申込みの手軽さ |
ディーラー店頭で当日申込 |
事前申込が必要(数日〜1週間) |
| 審査のスピード |
最短当日〜数日 |
数日〜1週間程度 |
| 審査の通りやすさ |
銀行より通りやすい傾向 |
比較的厳しめ |
| 借入可能額 |
車両価格まで(諸費用含む場合も) |
上限設定あり(300〜1,000万円等) |
| 下取り・値引き交渉 |
ディーラーが有利に動きやすい |
事前承認があれば現金と同等に交渉可能 |
| 信用情報に傷がある場合 |
審査可(ただし通過は信用状態次第) |
ほぼ審査不可 |
金利差が総支払額にどう影響するか
例えば200万円を5年(60回)で借りた場合、金利2%と金利6%では、毎月の返済額に約3,500円の差があります。
60回合計では、約21万円の差になります。
できるだけ低金利のローンを選ぶことが、長期的に見て大きな節約につながります。
ディーラーローンのメリット・デメリット
メリット
- 手続きが一箇所で完結する ディーラーで車選び・審査申込・契約をまとめて行える。忙しい人には大きなメリット
- 審査スピードが速い 最短で当日〜数日以内に審査結果がわかる。急いで車が必要なケースに有利
- 銀行ローンより審査が通りやすい傾向がある 信販会社は銀行と比べて審査基準がやや柔軟なケースがある
- 残価設定ローン(残クレ)と組み合わせられる ディーラー独自の残クレプランを利用して月々の支払いを抑えられる
- メーカーの低金利キャンペーンを利用できる場合がある 時期によっては特別金利で組める場合も
デメリット
- 金利が銀行ローンより高い 年3〜8%の金利は、銀行系(1〜3%)と比べると大きな差になる
- 値引き交渉が不利になりやすい ディーラーはローン手数料でも収益を得るため、現金購入・銀行ローンと比べて値引きが甘くなる場合がある
- 信用情報に問題があると通らない場合が多い 信販会社の審査基準が信用情報を重視するため、過去に金融事故がある方は通過しにくい
- 繰り上げ返済に手数料がかかる場合がある 金融機関によって手数料の有無・金額が異なる
ディーラーローンの審査基準と、落ちるおもな理由
「ディーラーローンは審査が甘い」という印象を持つ方もいますが、実際には信販会社の審査基準が適用されるため、通らないケースも多く存在します。
ディーラーローンの主な審査基準
| 審査項目 | チェックされる内容 |
| 信用情報 | 過去の延滞・債務整理・自己破産歴(信用情報機関に照会) |
| 収入・年収 | 安定した収入があるか。借入額に対して返済能力があるか |
| 雇用形態 | 正社員・契約社員・パート・自営業など(正社員が最も有利) |
| 勤続年数 | 1年以上が目安。勤続年数が短いと不利になりやすい |
| 他の借入状況 | カードローン・住宅ローン等の残債総額(年収比30〜35%以内が目安) |
| 年齢 | 18歳以上(学生は保護者の同意が必要な場合あり)・完済時年齢の上限あり |
審査に落ちる、おもな理由5つ
- 信用情報に傷がある 過去の延滞・任意整理・自己破産・債務整理の記録が残っていると、ほとんどの信販会社で審査が通らない
- 他の借入が多い カードローン・住宅ローン・奨学金等の残債が多く、年収比で借入限度を超えている
- 収入が不安定・勤続年数が短い パート・アルバイト・転職直後・自営業で申告年収が低い場合は不利になりやすい
- 借入額が多すぎる 車両価格に対して年収が少なく、返済能力の観点から否決される
- 申込情報の不備・虚偽 申込書の記載内容に誤りや虚偽があると信用性が低下し否決されることがある
審査に複数回落ちると信用情報に影響することがある
ローン審査を申し込むと、信用情報機関に「申込履歴」が残ります。
短期間に複数の信販会社に審査を申し込むと「審査に落ちているのでは」と判断され、次の審査に影響を与えることがあります。
審査に落ちた場合は、焦って複数申し込みを繰り返すのではなく、落ちた理由を確認してから次の手を考えることが重要です。
繰り上げ返済・一括返済はできる? 手続きと注意点
「ディーラーローンを繰り上げ返済・一括返済したい」という方からよく質問をいただきます。
基本的には可能ですが、手数料・手続き方法は信販会社によって異なります。
繰り上げ返済・一括返済の基本
- 繰り上げ返済・一括返済は多くの信販会社で対応している
- 手続きはディーラーを通さず、直接信販会社に連絡するのが基本
- 信販会社によって「手数料あり」「無料」「一定条件を満たせば無料」と異なる
- 返済額は「残元金+手数料」で計算される。利息の全額が節約できるわけではない
一括返済前に確認すべきこと
一括返済を検討する前に、以下を必ず確認しましょう。
①手数料の有無と金額(信販会社に直接問い合わせる)
②残債額の正確な計算(ローン明細または信販会社への問い合わせで確認)
③手数料を支払っても一括返済がお得かどうかの試算
審査に落ちた場合の選択肢
ディーラーローンの審査に落ちた場合、まず原因を把握したうえで次の選択肢を検討しましょう。
審査落ち後の、おもな選択肢
| 選択肢 | 概要 | こんな方に向いている |
| 銀行系マイカーローンに申し込む | 信用情報に問題がなく、収入・勤続年数の条件を満たしている場合に有効 | 信用情報に問題がない方 |
| 頭金を増やして借入額を減らす | 借入額が少なくなると審査が通りやすくなる場合がある | 貯蓄がある方 |
| 車両価格を下げる | より安い車を選ぶことで借入額を減らす | 車種にこだわりが少ない方 |
| 信用回復ローンを利用する | 信用情報に傷がある方向けの正規ローン。審査が通りやすく完済で信用回復が期待できる | 信用情報に問題がある方・他社で審査落ちした方 |
信用情報に問題がある場合の、専用の選択肢
過去に任意整理・自己破産・延滞などがある場合、銀行系マイカーローンはほぼ審査不可、ディーラーローンも通過が難しいのが現実です。
こうした方が利用できるのが、信用回復ローンです。
信用回復ローンとは?
信用回復ローンとは、金融機関(信販会社)と提携した正規のローンで、過去に金融事故がある方でも審査できるよう設計されています。
「自社ローン」とよく混同されますが、仕組みがまったく異なります。
| 比較項目 | 自社ローン | 信用回復ローン |
| 提供元 | 販売店自身が独自に貸し付け | 金融機関(信販会社)との提携ローン |
| 信用情報への記録 | なし(信用回復につながらない) | あり(完済で信用回復が期待できる) |
| GPS取り付け | ほぼあり(担保・監視目的) | なし |
| 審査基準 | 販売店独自の基準 | 信販会社ごとの柔軟な基準 |
信用回復ローンの最大のメリット:返済が信用回復につながる
信用回復ローンは信販会社との正規ローンのため、毎月の返済実績が信用情報機関に記録されます。
滞りなく返済を続けることで、将来的に通常のローンやクレジットカードが通りやすくなる「信用の再構築」が期待できます。
自社ローンにはこの効果がありません。
信用回復ローンを提供しているクルマテラスでは、複数の信販会社と提携しているため、1社で審査が通らなくても、つぎの会社へ申し込むことができます。
また、希望の車種を注文販売でお探しする「注文販売」がメインのため、在庫の押し売りがなく、来店不要の全国WEB完結で手続きできます。
| 比較項目 | ディーラーローン(信販会社) | 信用回復ローン(クルマテラス) |
| 信用情報に傷がある場合 | ほぼ審査不可 | 申込可能 |
| 信用情報への記録 | あり(回復に寄与) | あり(回復に寄与) |
| GPS取り付け | なし | なし |
| 希望車種の選択 | 在庫・メーカーラインナップ内 | 注文販売で幅広く対応 |
| 来店の必要性 | 来店が基本 | 全国WEB完結 |