オートローンとは? 仕組みと、一括購入との違い

オートローンとは、自動車の購入にあてるための分割払いローンのことです。
マイカーローン・カーローンとも呼ばれ、新車・中古車の購入だけでなく、車検や修理、免許取得費用など「車に関すること」全般に使える商品もあります。
一括購入は利息がかからず、購入後すぐに所有権が自分のものになるのが利点です。
一方、ローンを使えば手持ち資金が足りなくても車を入手でき、支払いを月々に分けられます。
その代わり借入額に応じた利息が上乗せされ、総支払額は一括より増えます。

また、利用には審査の通過が必要で、完済まで支払い義務が続く点にも注意しましょう。
なお、ディーラーローンなどでは、完済まで車の名義が金融機関や販売店に残る(所有権留保)ことがあり、その間は自由に売却できない制約があります。
銀行系ローンでは、契約期間中も購入者が所有者になるため、途中で売却や買い替えがしやすいのが違いです。
オートローンの4つの種類と特徴

オートローンは借入先によって、大きく4つに分けられます。
審査の通りやすさと金利は、おおむね「銀行系=低金利・審査厳しめ」「ディーラー・信販系=金利高め・審査通りやすめ」という関係になります。
① 銀行系オートローン

銀行・信用金庫・JAバンクなどが提供するローンで、金利は低めの部類です。
メインバンクでの取引があると、金利優遇を受けられることもあります。
反面、収入・勤続年数・信用情報が、比較的しっかり見られ、審査のハードルは高め。
融資実行までに時間がかかる傾向もあるため、「手間と時間より低金利を優先したい人」向きです。
② ディーラーローン

販売店経由で、提携する信販会社から借りる形のローンです。
店頭で購入と同時に申し込め、審査結果も早く、土日でも手続きしやすいのが魅力。
その分、金利は銀行系より高めになりやすく、完済まで名義が自分にならないケースが多い点には注意が必要です。
③ 信販系ローン(オートクレジット)

信販会社が提供するローンで、実態はディーラーローンと重なる部分が多いタイプです。
審査基準は銀行より緩めとされ、平日夜間や週末でも手続きできることがあります。
販売店独自の低金利キャンペーンが使える場合もあります。
④ 残価設定ローン(残クレ)
数年後の下取り予定価格(残価)を差し引いた分だけを、ローンで支払う方式です。
月々の負担を抑えられる一方、走行距離や車両状態に制限があり、最終的な総額が確定しにくい点に注意が必要です。
残クレの詳しい仕組みは、関連記事で別途解説しています。
| 種類 | 金利の傾向 | 審査 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 銀行系 | 低め | 厳しめ | 低金利を最優先したい |
| ディーラー | 高め | 通りやすめ | 手軽さ・スピード重視 |
| 信販系 | 高め | 通りやすめ | 夜間・週末に手続きしたい |
| 残価設定 | 条件次第 | 標準的 | 数年で乗り換えたい |
オートローンの金利相場と、決まり方

金利は借入先によって、大きく異なります。
下表はあくまで一般的な目安で、実際の適用金利は、商品・時期・個人の条件で変動します。
| 種類 | 金利の目安(年率) |
|---|---|
| 銀行系 | おおむね 1〜5%程度 |
| ディーラー・信販系 | おおむね 3〜8%程度(商品により10%前後も) |
| 残価設定 | おおむね 3〜5%程度 |
なお、販売店独自の「自社ローン」は表面的な金利を0%とする場合がありますが、車両価格に手数料を上乗せして利益を確保する仕組みのため、実質負担は別途見積もりで確認する必要があります。
金利を決めるおもな要因は、申込者の信用情報・年収・勤続年数・借入期間・借入額などです。
信用力が高く、借入期間が短いほど、金利は低くなりやすい傾向があります。
オートローンの審査基準|見られる5つのポイント

「自分は通るのか」が、一番気になるところだと思います。
オートローンの審査で見られるのは、おもに次の5つです。
- 年収・収入の安定性:金額の大小よりも、安定して継続的な収入があるかが重視されます。
- 勤続年数・雇用形態:勤続が短いほど不利になりやすいですが、パート・契約社員でも相談できる商品はあります。
- 信用情報(クレヒス):過去の延滞・債務整理・自己破産などの記録が確認されます。ここが不安の中心になりやすい項目です。
- 他社からの借入・返済比率:年収に対して借入や毎月の返済が多すぎないかが見られます。
- 借入額と車両のバランス:購入する車の価格や年式に対して、借入額が妥当かも判断材料になります。
ポイントは、審査基準は会社(ローンの種類)ごとに違うということ。
銀行系で落ちても、審査基準の異なる別の会社では通ることがあります。
「一度落ちた=もうどこも無理」ではない、という点をまず押さえておきましょう。
審査に通らない・落ちたときの対処法

審査に落ちても、打つ手はあります。
まずは「なぜ落ちたか」を整理し、つぎの一手を考えましょう。
審査に落ちる、おもな理由
- 信用情報に、延滞や債務整理などの記録が残っている
- 他社借入が多い、または年収に対して返済負担が大きい
- 勤続年数が短い・収入が不安定で、返済の継続性に不安があると見られた
落ちたあとに取れる選択肢

短期的にできるのは、頭金を増やして借入額を下げる、返済期間を見直す、他社借入を整理してから再申込する、といった方法です。
ただし、これらを試しても通らないことはあります。
そのときに知っておきたいのが、審査基準の異なるローンに申し込むという発想です。
銀行・ディーラーで断られても、過去の金融事故がある方を想定して設計されたローンなら、相談できる余地があります。
その代表的な選択肢が、つぎに紹介する「信用回復ローン」です。
「審査が不安」なら、信用回復ローンという選択肢

「信用回復ローン」とは、車のローンをきちんと完済していくことで、信用情報の回復を目指すことを目的としたローンです。
過去に延滞・債務整理・自己破産などの経験がある方でも相談しやすいように設計されており、審査に不安がある方の相談を多く受けています。
状況によって結果は異なりますが、完済すれば返済実績が積み上がり、将来的に一般的なローンやクレジットも利用しやすくなることが期待できます。
なお、販売店独自の「自社ローン」とは仕組みが異なります。
信用回復ローンは、提携する信販会社のローンを利用するため、完済が信用情報に反映されやすい点が特徴です。
クルマテラスで車を購入する場合の、申し込みの流れ
- 問い合わせ・仮審査申込み(無料)WEBや電話で相談。仮審査は無料で、早ければその日のうちに結果がわかることもあります。
- 仮審査結果のご連絡提携する信販会社の中から条件の良いところを探します。複数社あたっても難しかった場合に、無理に勧められることはありません。
- 購入する車の選定希望の車種・年式・走行距離・予算を伝えると、全国のネットワークから条件に合う車を探して提案します(注文販売)。
- 本審査・契約手続き車が決まったら本審査と契約へ。書類のやり取りはオンラインで完結できます。
- 納車と支払い開始整備・登録のうえ納車。遠方は陸送も可能です。購入後3ヶ月の修理保証など、アフターサポートも受けられます(※諸条件あり)。
実際に「審査に落ちて諦めていた」方の声
※以下は、実際にクルマテラスをご利用いただいたお客様へのインタビューをもとに作成しています。
前夫の借金返済で数年前に債務整理をしました。前回はディーラーで新車を買えたのに、今回はディーラーのローン審査が通らず…。別の中古車サイトでも見積もりとローン審査を申し込みましたが、やはり通りませんでした。立て続けに落ちると、不安が大きくなってしまって。
「債務整理しているけど本当に通るのかな」と思いながら問い合わせたところ、希望どおりの車をオークションで見つけてくれて、子どもたちも喜んでいます。問い合わせから審査、納車までスムーズに進み、本当に感謝しています。
夫が病気で仕事を辞め、再就職はできたものの年収が下がり、勤続年数も1年ほど。「ローン審査は通らないだろうな」と最初から諦めていました。通勤や通院で車は欠かせず、買い替えに合わせて軽自動車へサイズダウンしようと考えていました。
「ローンが通りにくい」といったワードで調べてクルマテラスを知り、相談時の対応が親切だったのでお願いすることに。オンライン購入は初めてで不安もありましたが、やり取りの中で解消され、写真で見ていた以上にきれいな車が届きました。

