プラドのリセールバリューは、どのくらい高い?

ランドクルーザープラドのリセールバリューは、国産SUVのなかで最上位クラスに位置します。
一般的な国産車の3年後残価率が50〜60%程度とされる中、プラドは3年後でも70〜85%前後を維持するケースが珍しくありません。
特に人気グレードや希少カラーの場合、新車購入時の価格を上回る「プレミア価格」がつくことさえあります。
これはプラドが単なる国産SUVではなく、世界中で需要がある車種であることを示しています。
3年後残価率目安
リセール評価
豪州などで高人気
プラドの残価率目安(2026年現在)
| 経過年数 | 走行距離の目安 | 残価率の目安 |
|---|---|---|
| 1年後 | 1〜1.5万km | 88〜95% |
| 3年後 | 3〜5万km | 75〜85% |
| 5年後 | 5〜8万km | 62〜75% |
| 7年後 | 7〜11万km | 50〜65% |
| 10年後 | 10〜15万km | 38〜52% |
※上記はグレード・カラー・コンディション・市場動向によって大きく異なります。あくまで参考値としてご活用ください。
プラドのリセールバリューが高い、6つの理由

なぜプラドはこれほど高いリセールバリューを維持できるのでしょうか。
おもな理由を6つ挙げます。
理由①:世界中に根強いファンと輸出需要がある
プラドは国内だけでなく、中東・アフリカ・オーストラリア・東南アジアなど世界中で高い需要があります。
海外輸出市場への需要が国内中古車相場を下支えしており、国内だけで売れる国産車とは根本的に価格の構造が異なります。
理由②:本格オフロード性能と信頼性
ラダーフレーム構造・本格4WDシステム・高い悪路走破性——これらの性能は、SUVが増えた現在でも他車が簡単には真似できません。
「本物のオフロード車」という希少価値が、価格を下げない要因のひとつになっています。
理由③:ランドクルーザーブランドの絶大な信頼性
「ランクル」ブランドは、50年以上にわたって世界中の過酷な環境で使われてきた実績を持ちます。
そのブランド力は中古車市場でも圧倒的な信頼を生み、高い買取価格として具体的な数字に表れています。
理由④:新車の長期納期・供給制限による希少性
ランクル系は慢性的に新車供給が不足しており、新型250系も注文後の納期が非常に長くなっています。
「中古でもいい、今すぐ乗りたい」という需要が常に存在しているため、中古車価格が高止まりしやすい構造になっています。
理由⑤:維持・改造文化による、愛好家の厚い層
プラドはカスタムやアウトドア利用を楽しむユーザーが多く、オーナーコミュニティが非常に活発です。
熱心な愛好家層が存在することで、売却時の買い手が見つかりやすく、高値が維持されやすい環境があります。
理由⑥:耐久性が高く長期間使えるため価値が落ちにくい
プラドはエンジン・駆動系・ボディの耐久性が非常に高く、20万km以上走行しても現役で使えるケースも珍しくありません。
「長く使える車」という実績が中古車としての評価を底上げしています。
- 中東・豪州など世界規模の輸出需要が相場を下支え
- 他車が真似できない本格オフロード性能と信頼性
- ランドクルーザーブランドの圧倒的な信頼と知名度
- 新車供給不足による中古市場での慢性的な需要超過
- 愛好家・カスタムユーザーの厚い層が買い手を確保
- 20万km超でも現役の驚異的な耐久性
【グレード別】リセールバリューの差を、徹底比較

プラドはグレードによって、リセール評価に差があります。
購入時に、将来の売却を見据えたグレード選びが重要です。
150系プラドのグレード別リセール評価
| グレード | エンジン | リセール評価 | ポイント |
|---|---|---|---|
| TZ-G(最上位) | ガソリン/ディーゼル | ★★★★★ | 装備最充実・最も高値がつく |
| TX Lパッケージ | ガソリン/ディーゼル | ★★★★★ | 7人乗り・人気バランス型 |
| TX | ガソリン/ディーゼル | ★★★★☆ | 安定した標準モデル |
| GX(廉価) | ガソリン | ★★★☆☆ | 装備少なく需要は限定的 |
ディーゼルはガソリンより、10〜15%高いリセールになることも
プラドのディーゼルエンジン(1GD-FTV)は、燃費性能と力強いトルクが特に評価されています。
中古車市場でも、ディーゼル車はガソリン車に比べて、高値がつく傾向が明確にあります。
購入時の差額以上に、リセールで回収できるケースもあるため、長期乗り換えを視野に入れるならディーゼルが有利です。
新型250系のグレード別注目点
2024年に登場した新型250系は、グレード体系が刷新されました。
現時点では中古市場に流通する台数が少なく、状態の良い個体はプレミア価格がつくケースもあります。
250系の詳細な相場は、市場が成熟するにつれて変動しますので、最新情報は複数業者への査定依頼で確認することをおすすめします。
【カラー別】売れやすい色・売れにくい色
プラドのリセールバリューは、ボディカラーによって数十万円単位の差が生じることがあります。
好みのカラーを選ぶことも大切ですが、将来の売却を意識するならリセールに有利なカラーを知っておきましょう。
| カラー | リセール評価 | 特徴・理由 |
|---|---|---|
| ホワイトパール | ★★★★★ | 最も人気・万人受けで需要が圧倒的 |
| ブラック | ★★★★★ | ランクル系との相性が良く高級感で人気 |
| シルバーメタリック | ★★★★☆ | 汚れが目立ちにくく実用的な人気 |
| ダークグリーンメタリック | ★★★★☆ | プラドらしいオフロードカラーで一定需要 |
| グレー系 | ★★★☆☆ | 落ち着いたイメージで安定した人気 |
| ベージュ・ブラウン系 | ★★★☆☆ | 好みが分かれるが愛好家には人気 |
| 鮮やかな赤・青系 | ★★☆☆☆ | 個性的で買い手が限られやすい |
ホワイトとブラックが、圧倒的に有利
プラドに限らず、SUV全般でホワイトパールとブラックは中古車市場での人気が突出しています。
特にホワイトパールは、他のカラーと比べて査定額が10〜20万円以上高くなるケースもあります。
一方で、鮮やかなカラーは中古市場での買い手が限られるため、査定額が低めになりがちです。
リセールを重視するなら、まずホワイトかブラックを検討することをおすすめします。
【年式別】プラドの買取相場の目安(2026年版)
ここでは、中古市場で最も流通量が多い150系プラドの年式・走行距離別の買取相場目安をまとめます(TZ-G・ディーゼル、状態良好の場合)。
| 年式 | 走行距離目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 2018〜2019年式 | 6〜10万km | 330〜420万円前後 |
| 2020年式 | 5〜8万km | 370〜460万円前後 |
| 2021年式 | 4〜7万km | 400〜500万円前後 |
| 2022年式 | 3〜5万km | 430〜530万円前後 |
| 2023年式 | 2〜4万km | 460〜560万円前後 |
※上記はあくまで参考値です。
グレード・カラー・修復歴の有無・オプション内容・市場動向によって大きく変動します。
新型250系の相場について
2024年発売の新型250系はまだ中古市場での流通が少なく、新車価格を超えるプレミア価格がつくケースも報告されています。
ただし今後の流通量増加により、相場が変動する可能性があるため、最新情報は査定依頼で確認してください。
ランクル300・ランクル70と、プラドのリセール比較

「ランクル系は、どれもリセールが高い」と聞くことがありますが、車種によって評価には差があります。
| 車種 | 3年後残価率の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ランドクルーザー300系 | 90〜100%超 | プレミア価格もあり得る最高峰 |
| ランドクルーザー70系 | 85〜95% | 希少性と無骨さで熱狂的なファン |
| ランドクルーザープラド150系 | 75〜85% | 乗用使用と本格性のバランスで安定人気 |
| ランドクルーザープラド250系 | 90%超(現時点) | 新型プレミアで高値推移中 |
ランクル300系と比べるとプラドの残価率は若干低いものの、一般的な国産SUVと比べると依然として圧倒的に高い水準にあります。
ランクル300系は新車価格そのものが600万円超と高いため、プラドのほうが「手の届きやすいランクル系」として中古需要も安定しています。
リセールバリューを守るための乗り方・管理術

プラドは元々のリセール評価が高い車種ですが、管理状態によっては相場から大きく下振れることもあります。
価値を守るための具体的な方法を確認しておきましょう。
整備記録・点検記録をかならず残す
ディーラーや認定整備工場での点検記録(メンテナンスノート・整備記録簿)が揃っていると、査定士からの信頼度が格段に上がります。
「大切に乗られてきた証明」になるため、オイル交換や定期点検の記録は漏れなく保管しておきましょう。
外装・内装のキズ・へこみを早期修理する
小さな傷でも放置すると錆が進み、大きな減点要因になります。
キズやへこみは早めにリペアしておくのが原則です。
ボディコーティングは初期費用がかかりますが、長期的な外装保護と艶の維持に効果的です。
純正状態を極力保つ
社外リフトアップ・マフラー・ホイールへの交換は、好みの問題ではあるものの査定では基本的にプラスになりません。
オフロードカスタムが好きな方は、売却前に純正部品に戻すか、純正パーツを保管しておくことをおすすめします。
走行距離を意識した乗り方
プラドは10万kmを超えても相場の下落が緩やかですが、5万km・10万kmのラインは査定の節目になりやすいです。
年間走行距離を1〜1.5万km以内に収めることが理想的です。
禁煙車の維持
プラドは内装の広さが魅力ですが、タバコの臭いは内装全体に染みつくため査定で大きく減点される要因となります。
禁煙を維持することで、査定額を守れます。
水没・冠水には特に注意
本格4WDとして悪路走行を得意とするプラドですが、エンジンへの浸水(水没歴)は査定に致命的なダメージを与えます。
渡河などのオフロード走行時は吸気口の位置を意識し、無理な水深への進入は避けるようにしましょう。
プラドを高く売るための、具体的なコツ

同じ車でも売り方によって、数十万円以上の差が出ることがあります。
プラドを最大限の価格で売るためのコツを、押さえておきましょう。
売り時は「新型モデル発売前」を狙う
新型モデルの発売情報が出ると、旧型の中古車相場が急落する傾向があります。
モデルチェンジのアナウンス前に売却することで、高値をキープできる可能性が高まります。
ランクル系のモデルチェンジ情報には、つねにアンテナを張っておきましょう。
複数業者への同時査定で、競争原理を働かせる
1社だけの査定では適正価格かどうか判断できません。
最低3〜5社に同時査定を依頼し、各社が競うことで買取価格が上がる可能性があります。
特にランクル系に強い専門業者に依頼すると、一般的な中古車買取業者より高値がつくケースがあります。
輸出業者・海外向け専門店への査定も検討する
プラドは海外需要が高いため、輸出専門業者や海外向けの中古車専門店は国内大手より高値を提示することがあります。
複数業者に見積もりを依頼する際は、輸出専門業者も候補に入れることを検討してみてください。
売却前の清掃と付属品の確認
取扱説明書・保証書・点検記録簿・スペアキー・純正フロアマットがそろっているほど査定にプラスになります。
売却前には車内外の清掃も行い、第一印象を良くすることが査定額アップにつながります。






