ハリアーのリセールバリューはどのくらい高い?
ハリアーのリセールバリュー(残価率)は、国産SUVの中でもトップクラスに位置づけられています。
一般的な国産車の3年後残価率が50〜60%程度と言われる中、ハリアーは3年後で65〜75%前後を維持するケースが多く見られます。
具体的な例として、新車価格が約400万円のハリアーを購入した場合、3年後の査定額は260〜300万円前後になることも珍しくありません。
これは同クラスの他メーカーSUVと比べても高水準です。
ハリアーの残価率の目安(2026年現在)
| 経過年数 | 走行距離目安 | 残価率の目安 |
|---|---|---|
| 1年後 | 1〜1.5万km | 80〜88% |
| 3年後 | 3〜5万km | 65〜75% |
| 5年後 | 5〜8万km | 50〜62% |
| 7年後 | 7〜10万km | 38〜50% |
※上記はグレードやコンディション、カラーによって大きく異なります。あくまで参考値としてご活用ください。
ハリアーのリセールバリューが高い、5つの理由

なぜハリアーは、これほどリセールバリューが高いのでしょうか。
大きく、5つの理由があります。
理由①:トヨタブランドへの信頼と、圧倒的な認知度
トヨタは国内外で高い信頼性を誇るブランドです。
その中でもハリアーは「プレミアムSUV」として特別な位置づけを持っています。
知名度の高さは中古車の需要にも直結しており、売却を検討したときに買い手がつきやすいのが大きな強みです。
理由②:新車の納期が長く、中古車需要が高止まり
近年、新車の納期が長期化する傾向が続いています。
「すぐ乗りたい」というニーズを持つ消費者が中古車に流れるため、状態の良いハリアーの中古車には継続的に高い需要があります。
供給が限られているほど、買取価格は高くなる傾向があります。
理由③:内外装のプレミアム感が経年しても、評価される
ハリアーは内装の質感が高く、乗り降りした際の「高級感」が他の国産SUVと一線を画しています。
この内外装のクオリティの高さが、年式を経ても中古車としての評価を下げにくくしています。
理由④:ハイブリッドモデルの人気と、希少性
燃費性能への関心が高まる中、ハイブリッドモデルへの需要は特に旺盛です。
ガソリン車に比べてハイブリッド車は、高値がつきやすい傾向にあります。
また、ハリアーのPHEV(プラグインハイブリッド)モデルは特に希少性が高く、状態が良ければ、驚くほどの高値がつくことも。
理由⑤:モデルチェンジのサイクルが長め
ハリアーはモデルチェンジのサイクルが比較的長く、長期間にわたって同じデザインが継続される傾向があります。
そのため、購入後も「古さ」を感じさせにくく、中古車としての魅力が持続します。
- トヨタブランドの高い信頼性と認知度
- 新車納期の長期化による中古車需要の高止まり
- 経年しても評価される高品質な内外装
- ハイブリッド・PHEVモデルの人気と希少性
- モデルチェンジサイクルが長くデザインが陳腐化しにくい
【グレード別】リセールバリューの差を、徹底比較

ハリアーはグレードによってリセールバリューに差があります。
購入時に、将来の売却を見据えたグレード選びをすることで、より高い残価率が期待できます。
現行モデル(80系)のグレード構成
| グレード | パワートレイン | リセール評価 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Z(最上位) | HV / ガソリン | ★★★★★ | 装備充実、中古需要トップ |
| G | HV / ガソリン | ★★★★☆ | バランス型、安定した需要 |
| S | ガソリン | ★★★☆☆ | エントリー、装備やや少ない |
| PHEV | PHEV | ★★★★★ | 希少性高く高値がつきやすい |
リセールで有利なのは「Z」と「ハイブリッド」
最上位グレードの「Z」は装備が充実しており、中古車市場での需要が最も高いグレードです。購入価格は高くなりますが、売却時の価格も高くなりやすいため、トータルでみると「Z」を選ぶメリットは大きいといえます。
また、ハイブリッド車はガソリン車に比べて5〜10%程度リセールが高くなる傾向があります。購入時にHVかガソリンかで迷っている方は、リセールの観点からもハイブリッドが有利です。
【カラー別】売れやすい色・売れにくい色
ハリアーのリセールバリューは、ボディカラーによっても10〜20万円以上の差が生じることがあります。
好みのカラーも大切ですが、将来の売却を意識するなら「売れやすい色」を選ぶのも賢い選択です。
| カラー | リセール評価 | 理由 |
|---|---|---|
| プラチナホワイトパールマイカ | ★★★★★ | 最も人気。万人受けで需要が絶えない |
| ブラック(ブラックマイカ) | ★★★★☆ | 高級感があり安定した人気 |
| シルバー系 | ★★★★☆ | 汚れが目立ちにくく実用的な人気 |
| グレー系 | ★★★☆☆ | 落ち着いたイメージで一定需要あり |
| 赤・オレンジ系 | ★★☆☆☆ | 個性的で好みが分かれる |
| ツートーン系 | ★★★★☆ | ハリアーの個性が出やすく人気高め |
ホワイト系が圧倒的な人気
中古車市場全体を通じて、ホワイト系(特にパールホワイト)は最も売れやすいカラーです。
ハリアーも例外ではなく、プラチナホワイトパールマイカは高値がつきやすい傾向にあります。
ただし、有料色であることを考慮しても、リセールでの回収が期待できます。
一方で、個性的なカラー(鮮やかな赤やオレンジなど)は好みが分かれるため、中古車として売却する際に買い手が限定されやすく、査定額が低くなる傾向があります。
【年式別】ハリアーの買取相場の目安

現行の80系ハリアーは、2020年6月に発売されました。
年式と走行距離によって、買取相場は大きく変わります。
以下は、2026年時点での目安です(グレードZ・ハイブリッド、状態良好の場合)。
| 年式 | 走行距離 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 2020〜2021年式 | 5〜8万km | 250〜320万円前後 |
| 2022年式 | 3〜6万km | 290〜360万円前後 |
| 2023年式 | 2〜4万km | 330〜400万円前後 |
| 2024年式 | 1〜3万km | 370〜430万円前後 |
| 2025年式 | 〜1.5万km | 400〜460万円前後 |
※上記はあくまで参考値です。
グレード・カラー・修復歴の有無・装備内容・市場動向によって大きく変動します。正確な査定額は複数の業者に依頼して確認してください。
走行距離が査定額に与える影響
ハリアーの買取では、走行距離が1万kmを超えるごとに査定額が下がる傾向があります。
特に「5万km」「10万km」はひとつの節目となっており、これを超えると査定額が大きく下落するケースもあります。
年間1〜1.5万km以内に、抑えることが理想です。
リセールバリューを守るための、乗り方・管理術

どれだけ良いグレード・カラーを選んでも、乗り方や管理が悪ければリセールバリューは大きく下がります。
ここでは、ハリアーの価値を高く保つための、具体的な方法を紹介します。
定期点検・メンテナンスを欠かさない
整備記録(ディーラーや認定店での点検記録)が揃っているほど、査定士からの評価が上がります。
「きちんと管理されてきた車」という証明になるため、点検の記録は必ず保管しておきましょう。
オイル交換・タイヤ交換などの定期メンテナンスも適切な時期に行うことが重要です。
外装・内装のキズ・汚れを最小限にする
査定で最も減点されやすいのが傷・へこみ・内装の汚れです。
洗車を定期的に行い、小さなキズはできるだけ早めにリペアしておくと良いでしょう。
ボディコーティングは初期投資はかかりますが、長期的なボディ保護に効果的です。
純正状態を保つ
社外品のホイール・マフラー・エアロパーツなどへの変更は、査定では基本的にプラス評価にならないどころか、マイナス評価になるケースも多いです。
純正部品を保管しておき、売却前に元に戻すのがベストです。
禁煙車を維持する
車内でのタバコは内装への臭い・ヤニ付着の原因となり、査定で大きく減点される要因になります。
ハリアーは、もともと内装の質感が評価されている車種なので、禁煙を維持することは特に重要です。
修復歴をつくらない
事故による修復歴(フレームや主要骨格の修正)は、査定額を20〜30%程度引き下げる要因になり得ます。
運転に注意することはもちろん、万が一事故に遭った際は、修理方法についても慎重に検討することをおすすめします。
- ディーラー点検・整備記録をきちんと残す
- 外装・内装のキズ・汚れを早めにケアする
- 社外パーツへの変更は最小限に留める
- 禁煙車を維持する
- 事故・修復歴をつくらない運転を心がける
ハリアーを、高く売るためのコツ

同じ車でも、売り方によって数十万円以上の差が出ることがあります。
高値で売却するためのポイントを、押さえておきましょう。
売却タイミングを見極める
中古車相場には季節変動があります。
一般的に2〜3月(新生活前)と9〜10月(決算期前後)は中古車の需要が高まるため、比較的高値がつきやすい時期です。
逆に年末年始や真夏は、需要が下がりやすい傾向があります。
また、新型モデルの発表・発売前は現行型の中古車相場が下落しやすいため、フルモデルチェンジの情報には、常にアンテナを張っておくことが重要です。
複数の買取業者に見積もりを依頼する
1社だけに査定を依頼すると、その金額が適正かどうかわかりません。
最低3社以上の業者に同時査定を依頼し、競争原理を働かせることで買取価格が上がりやすくなります。
売却前の簡易清掃は、効果的
査定前に車内外を清掃するだけで印象が変わります。
特に内装の掃除(シート・ダッシュボード・マット)は手軽にできる割に効果が高いです。
高圧洗浄機があれば、外装の汚れも徹底的に落としておきましょう。
書類・付属品を揃えておく
取扱説明書・保証書・点検記録簿・スペアキー・純正フロアマットなどの付属品が揃っていると査定額にプラスに働くことがあります。
売却前に必ず確認しておきましょう。





