「軽自動車の税金がまた上がるの？」と不安に感じている人も、多いのではないでしょうか。

実際、2025年の税制改正によって、軽自動車税（種別割）の年額が引き上げられる予定です。

本記事では、増税の最新情報と影響、そして「乗り換えた方がいいのか？」と悩む方への判断ポイントを解説します。

また記事の最後には、ローン審査が心配な方に向けて、クルマテラスの「信用回復ローン」をご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください！

軽自動車税はまた上がるのか？　最新の税制改正情報

結論からいえば、軽自動車税は2025年度に増税されます。

具体的には、これまで自家用乗用の軽自動車税年額10,800円だったものが 2025年から11,200円 に引き上げられる見込みです。

増税幅は数百円程度と小さいものの、無視できない負担増です。

さらに注意したいのは、古い軽自動車への重課税です。

初度登録から13年以上経過した軽自動車には、約20%の重課税が適用されるんです。

例えば13年超の軽自動車だと現行で12,900円、2025年以降は、13,500円程度に税額が上がる見込みです。

また、18年を超えるような超古い車両には、15,000円前後まで税額が上昇します。

これは環境負荷の大きい古い車の利用を抑制し、燃費のよい新しい車への乗り換えを促す狙いがあります。

なお、軽自動車税は過去にも増税されたことがあります。

2015年の税制改正では、軽自動車税がそれまでの7,200円から10,800円へと、一気に3,600円引き上げられました。

当時「軽自動車の税金が高くなりすぎる」と話題になりましたが、それでも普通車に比べれば安い水準でした。

今回の増税幅はそれほど大きくありませんが、「また上がるのか」と不安に思うユーザーが多いのも当然でしょう。

ポイント：増税は主に2025年度分（令和7年度）から適用され、毎年4月1日時点の所有者に課税される軽自動車税で反映されます。

つまり、2025年4月以降も軽自動車を所有していれば、その年の5月に届く納税通知書の金額が上がっている可能性が高いです。

増税で、どんな人が影響を受ける？

今回の軽自動車税の増額は、すべての軽自動車オーナーに影響しますが、中でも負担増が大きいのは、古い軽自動車に乗り続けている人です。

具体的には、初度登録から13年以上経過した軽自動車をお持ちの方は、2025年度から税金が約20%アップします。

たとえば、2012年以前に登録された軽自動車に乗っている場合、2025年の納税額は従来より約2,700円増える計算です。

18年超えなら約4,200円増となり、負担感が一層大きくなります。

一方、比較的新しい軽自動車に乗っている人は増税幅も小さいため、影響は数百円程度です。

年額400円程度のアップであれば、ガソリン代の変動やタイヤ交換費用などに比べれば大きくはありません。

したがって、新しい車に乗っている人にとって、今回の増税はそれほど深刻ではないでしょう。

中古車市場への影響も気になるところです。

「軽自動車の税金が上がるなら、軽の中古相場も変わるの？」という声もあります。

しかし、今回の増税幅は小さいため、中古車価格が急騰したり、暴落したりする要因にはなりにくいと考えられます。

むしろ中古市場では、車両状態や人気車種かどうかの方が、価格に与える影響が大きいでしょう。

ただし、重課税対象となる年式の古い軽自動車は敬遠されやすくなり、下取り・買取価格がやや下がる可能性はあります。

その分、新しい低燃費の軽自動車には、根強い需要が続くと見られます。

ポイント：「自分の車は増税の対象になるのか？」と気になる方は、車検証の「初度登録年月」を確認してみましょう。

初度登録から13年を超えていれば、重課税対象です。

また、増税後の税額は、住んでいる自治体から届く納税通知書にも記載されます。

増税分も含めて家計簿に組み込み、支払いを忘れないよう、5月末の納期限までに納付しましょう。

軽自動車税が上がるなら、買い替えた方がいい？　判断ポイント

「軽の税金上がるなら、つぎの車検で買い替えたほうが安い？」と悩む方は多いです。

結論としては、増税だけを理由に慌てて買い替える必要はありません。

年数千円の税金差だけでは、新しい車に乗り換えるコストをカバーできない場合がほとんどだからです。

車を買い替えると、車両代金はもちろん、登録諸費用や保険の切り替えなどまとまった出費が発生します。

それらと比べれば、数千円の税額アップは小さい負担増に留まります。

しかし、以下のような条件に当てはまる場合は、買い替えを検討する価値があります。

• 車齢が古く、維持費が増えている場合：

  
  

  
  

  
  

  13年超の重課税対象車であれば税金負担が増えるだけでなく、経年劣化で修理代もかさみがちです。

  
  

  エンジンや部品の劣化で燃費も悪化しがちなので、総合的に維持費アップにつながります。

  
  

  古い車に毎年多額の維持費を払うより、思い切って新しい軽自動車に乗り換えた方が、長期的に得になるケースもあります。

  
  

  
  

  
  

• ライフスタイルが変化した場合：

  
  

  
  

  
  

  
  

  結婚や子育てで、車に求める条件が変わったなら、増税を機に買い替えを検討するのも一手です。

  
  

  たとえば「今の軽では手狭なので、スライドドアのファミリー向け軽に替えたい」と考えている場合、多少維持費が上がっても、使い勝手の向上というメリットがあります。

  
  

  増税前後は、ディーラーや中古車販売店が販促キャンペーンを行うこともあるので、条件に合う車があれば検討してみましょう。

  
  

  
  

  
  

• 燃費のよい車に興味がある場合：

  
  

  
  

  
  

  
  

  ガソリン代の高騰で家計が苦しい層では、増税をきっかけに、より低燃費な車への乗り換えを考える人もいます。

  
  

  「維持費が上がるなら、もっと燃費のいい中古にしたい…」という心理ですね。

  
  

  近年の軽自動車はハイブリッド仕様や、エンジン効率向上でリッターあたりの走行距離が大幅に向上しています。

  
  

  古い軽から、最新モデルに替えるだけで、ガソリン代が年間数万円浮くケースもあるため、増税分以上に節約できる可能性があります。

  
  

  
  

  
  

• 車検や修理のタイミング：

  
  

  
  

  
  

  
  もうすぐ車検でまとまった費用が必要だったり、大きな故障修理を控えていたりする場合も、買い替えの好機です。

  
  

  つぎの車検費用や修理代が何十万円とかかる見込みなら、そのお金を頭金にして、新しい車に乗り換える方が結果的に安心・安全な場合があります。

逆に、今の車に特に不満がなく、年式も新しめ（重課税対象外）であれば、無理に買い替えなくてもよいでしょう。

税金の数百円～数千円アップは、日々の節約や副収入で十分吸収できる範囲です。

「買い替えによるメリット（維持費減や快適性向上）が、車を購入するコストに見合うか」を軸に判断することが大切です。

豆知識：

増税に関連して、環境性能に優れた車に乗り換えると、税制優遇が受けられる場合があります。

たとえばエコカー減税では、一定の燃費基準を満たした新車を購入すると、翌年度の軽自動車税が25～75%減税になる制度があります。

2023年4月1日～2026年3月31日に新規登録した軽自動車が対象で、電気自動車など排ガスのクリーンな車種なら、翌年度の税金が免税になるケースもあります。

買い替える際は、こうした優遇措置も活用できないか調べてみるとよいでしょう。

軽自動車から普通車に乗り換えると、維持費はどう変わる？

「軽じゃなくて普通車の中古でも、維持費そんな変わらない？」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論からいえば、普通車に乗り換えると維持費は明らかに上がります。

軽自動車と普通車では税金をはじめ、さまざまなコストに大きな差があるため、維持費重視なら軽自動車を選ぶメリットは依然大きいです。

まず税金の違いです。

軽自動車税が年約11,000円前後なのに対し、普通車の自動車税（種別割）は排気量ごとに課税され、最も小さい1.0Lクラスでも 年額25,000円 かかります。

たとえば1.3Lクラスなら30,500円、2.0Lなら36,000円と排気量が上がるほど税金も高額です。

軽自動車と比べると年間で2～3万円以上も税金に差がある計算で、これは無視できない負担増です。

さらに車検費用や保険料も、普通車は高めになります。

車検の際に支払う自動車重量税は普通車の方が重い分高額ですし、整備費用も大型の車ほど部品代・工賃が高くなりがちです。

実際、1回の車検にかかる費用は軽自動車で約5万円、普通車では8万円以上かかるのが一般的です。

自賠責保険料や任意保険料も、普通車は排気量や車両価格が上がる分、軽自動車より高めの設定になります。

燃料代についても、普通車はエンジン排気量が大きい分、カタログ燃費が低めで、街乗り燃費で見れば軽自動車の方が経済的です。

近年はハイブリッド車など燃費のよい普通車もありますが、それでも車両重量が重い普通車は、ガソリン消費量が多くなる傾向があります。

また、タイヤやオイルなどの部品代も、軽自動車は安く済むメリットがあります。

タイヤサイズひとつとっても、軽は13～14インチ程度が主流で4本交換しても安価ですが、普通車は15～17インチ以上になるため値段が上がります。

こうした細かな維持費まで考慮すると、軽と普通車の維持費差は年間数万円では収まらないケースもあります。

以上のように、維持費を安く抑えたいなら、引き続き軽自動車に乗るのが得策です。

増税後も軽自動車の税金は、普通車より圧倒的に安いため、多少税額が上がったからといって普通車に乗り換えるのは、コスト面で逆効果になりかねません。

ただし、「維持費よりも家族で乗れる広さや、安全性を取りたい」「どうしても普通車に乗りたい憧れがある」という場合は、その満足感と維持費増をてんびんにかけて、判断するとよいでしょう。

経済性を最優先するなら軽、快適性や性能を求めるなら普通車という住み分けになります。

ローン審査が不安で、買い替えを迷っている人へ

増税や維持費アップで「車を買い替えたいけれど、ローンの審査に通るか不安…」という方も少なくありません。

過去にクレジットや携帯料金の延滞履歴があったり、非正規雇用・自営業で収入が不安定だったりする方は、銀行のオートローン審査に落ちてしまうのではと、心配で一歩踏み出せないケースがあります。

でも、ご安心ください。

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40代男性・地方在住・自営業

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30代女性・シングルマザー

母子家庭で予算に限りがある中、送迎や買い物に欠かせない車が壊れ途方に暮れていました。過去のカード事故歴でローンも不安でしたが、インスタで見つけたクルマテラスさんに相談しました。

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